今日、ふとこんなことを考えてツィートしてみたのですが、実際のところどうなんでしょうね?
まああまりプロゲーマーという存在の実態を知らない人ほど「食えるほどゲームやているんだから、あっという間に攻略できるに決まってるでしょ!?」なんて思っちゃうんだろうな、と。
当然、プレーするゲームは変わっても対応できるようにいろんなトレーニングは積まれている方々なのでしょうし、普通にゲームを楽しんでいる方に比べれば、もっと速く攻略できてしまうのでしょうね。
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一方、タイトルに「できるのか!?」と書いたのは、当然疑問があるという意味でつけたわけでして。
まずふとゲームマシンを渡されて「ほな、やったるぞ!」とあっという間に終わるのか、というとそうではないんだろうか、と思うんです。そもそもあの喫茶店やらゲームセンターにおいてあったゲーム機自体は、イマドキの高性能マシンに比べるとボタンやらレバーの反応も大違い。例えばお店においてあるものであれば、まあどっかのチンピラの兄ちゃんやらケツの青そうな兄ちゃんが散々遊び倒したようなマシンであれば、そういった操作系も大分劣化しているだろうし。
なんでこんなこと言うかというと、まずPCショップなどに行くと「プロゲーマー用仕様」とか、ハイスペック性をうたう製品ってあるじゃないですか。モニターとかコントローラーとか。
要はプロゲーマーって、プレーする際はある程度ハイスペックな環境を整えた上でプレーすることが前提なのではないか?するともう今じゃ見る影もないインベーダーゲーム世代のゲームって、あまりにも動きがお粗末すぎてプレーできたもんじゃない、ということもあるのではないか、と思ったんです。
まあ、この命題をクリアーしたから何かいいことがあるか、というと何もないんですが(笑)、ちょっと興味ありますよね。ある意味「プロゲーマーって何よ?」というところを深掘りするようなお話であります。
つまりはeスポーツというジャンルのお話でありますが、要は「ゲームをプレーして金をもらう」プロゲーマーという存在がいるジャンルのプレーヤーについて、どこまで知っているのか?ビジネスとしてどうなの?プライベートは?
そしてその「ゲーム」に向けてどう向き合っているのか?興味の尽きないところです。オリンピックに向けて「eスポーツ競技を競技種目に!」とアピールされているくらいだそうなので、どうスポーツ界に浸透していくのか、なんてところはまだまだこれからなんでしょうが。
実は私、某スポーツ団体機関紙の編集も行っているのですが、時々「eスポーツについて取り上げてみよう」なんて話が編集会議で上がると、大概が「いや~よくわからないな…」とみんな思わず敬遠してしまうんですよね。「ゲームがスポーツ?」とみんなが不思議がるという現象は、恐らく今後もしばらくeスポーツに足かせのようについて回るでしょう。
ちなみに、こんな記事も見つけました。現在のeスポーツ界でもやはり最前線におられるのか、と思わずふ~んとうなってしまいました。風貌はすっかり瀬戸内寂聴さんみたいになっちゃいましたが(笑:失礼!)やはり悟りを開いた人は、一味違いますな。
高橋名人というと、インベーダーゲームよりもっと後の世代でありますが、それでも私たちオッサン世代からすればある意味ゲーマーのアイコン的存在。やはり今でもトップに立つ人なんだな、という感じで。まあ結局タイトルに関して結論は出なく、そもそも「だから何なの?」という話でもありますが(笑)。
ちなみにインベーダーゲームなんかがブームとなったあの時代、漫画で「ゲームセンターあらし」なんてマンがありましたよね。あのゲーム機の上で逆立ちとかする子供。
「ゲームは俺の命なんだ!」なんて叫んでいたこの子は、将来どんなこともになるんだろう?喫茶店のゲーム機が衰退したころには特に心配になっていましたが(笑)、なんと大人になったら、サラリーマンでなおかつデイトレーダーをやっているという衝撃。
あの子が将来こんな子になるなんて、誰が想像したでしょう?eスポーツという世界なんて想像できなかったのと同じくらいのその時代の大きな移り変わりに、ただひたすら驚く今日この頃であります。
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